2007年8月1日富士登山日記

 多分、記憶では5年ぶり6回目の富士登山。去年からまた登りたい症候群が発症したものの、去年はいろいろあってキャンセル。そして今年、たまたまぶどうが遅れていることも手伝って、どうしても登りたいという先輩のガイド役として登ることに。当初は7月22日頃の梅雨明け直後を狙っていたものの、なかなか梅雨明けにならず、ラストチャンスの今日強行と相成りました。前日の天気予報は曇りのち午後時折雷雨。なんだかなぁ。でも過去5回の登山では雨知らず。とにかく今回は強行することとし、最終判断は現場で決定することにした。6回目にして初の日中登山。さて、どんなことになりますやら。


 朝4時、自宅を出発していざ5合目へ。御坂峠では、かすんで富士山の姿はちっとも見えず、そして河口湖大橋からやっと裾野が見えて、なんとか登りながらの下界の景色だけは拝めるかなと思いきや、スバルラインを登り始めたら天空の青いエリアがどんどん増えて行く。もしかしたら・・・

 “お約束”のスナック菓子。下界で買ったカールの袋は、5合目ではこんなにパンパン。写真を撮ったものの、がさが大きくなりすぎて持参断念。

 この馬に乗って途中まで登る人もいる、らしい。料金表にあるので。いままでも見たことはない。でも基本的には馬車を引くのがメインの仕事だろう。

 とりあえず、初心者のためにガイド。「ここまで登ります。」と口で言うのはあまりに簡単。

 登山道入り口。意気揚々としています。
 只今6時10分、登山開始。

 下界には雲海が広がる。下界の天気予報は当たりか。でも・・・
どうだ!この晴れ男ブリブリ!通算6回目にして、全部晴れ!

山頂を仰ぐと、だいたい8合目より上が雲の中。

 6合目の安全指導センター前。昨晩登頂したご来光ツアーご一行様が下山。

 最初の目標物7合目山小屋。先のことはあまり考えないことにしよう。先が見えるっていうのはいいような悪いような。

 この傾斜を登ります。でもまだ序の口。

 やっと、到着7合目。最初の。

 H氏は金剛杖を購入して持参。まず最初の焼印を。

 こんな感じのところも登ります。

 実は既にかなりバテ気味。5年のブランクは・・・と言うよりは基本的に日頃の体力不足以外の何ものでもない。

 俺の行く先のガスがどんどん晴れていく。ザマー見ろ!どうだ!

 足元にはこんな可憐な花が。

 この界隈に多い。花の名前は知らん。

 7合目の気温は・・・んなはずねぇだろ!

 だんだん岩場が多くなってきた。

 一つ目の鳥居。頂上までにあと3つくぐります。

 とりあえず、約2時間でこんだけ登りました。

 山小屋一つ一つが目標。でも・・・、ここもまだ7合目。いつまで続くの7合目。

 そろそろ森林限界。樹木は這っている。

 段々きつくなる岩場。

 花の種類も変わった。

 かなりバテバテ。

 下界の雲が晴れてきた。山中湖が見える。やっぱり今日は天気予報ハズレか?

 今にも崩落しそうな岩場。でも、ここは登りません。

 やっと8合目。標高で見ると残り670mなのだが・・・。

 よっしゃー!山頂も晴れてきた!どんなもんだいこの晴れ男。

 今では、昔の剛力さんに代わって、山小屋にはこのブルが荷物を搬入。

 この砂礫の上を歩く。滑るから体を食う。

 富士山版万里の長城。落石防止の堰堤。

 二つ目の鳥居をくぐる。

 どうやら下界は所々晴れ間が見えているようだ。

 こんな高いところにも鳥がいた。

 ここがゲレンデだったら、いい斜面だ。

 こんなのも活躍。

 滑りやすく辛い礫の急坂を登り切り最後に石段。ここが胸突八丁。這って登りたいくらいだ。

 登りきったところが標高3400m、本八合目。

 ここを登ってきたのかぁ。シミジミ。
 
 鯉のぼりが泳ぐ。大家族だ。

 気温15℃、湿度55%。登山には快適。

 下界は相変わらず雲が多い。俺が行き過ぎると雲が出る?それは当然。

 こんな所にもてんとう虫。

 「たかやま病に・・・」

 この花はこの瓦礫の地面のどこまで根っこを生やしているのだろうか。この花は・・・この花・・・木花作や姫の名前はこんな感じで付けられたのかなぁ。

 もうちょっとだぁ。

 下山道。

 いよいよ頂上が見えてきた。

 ちょっとだけ雪渓が残っている。

 またもや礫の道。

 そうだぁ!でもなぁ・・・


 飛行機が近い?


 放心状態、放脚状態。もうクッタクタ。でもここまできたらもう引き返せない。

 9合目ともいえる3つ目の鳥居。その先に頂上前の最後の鳥居が見える。

 鳥居の割れ目にたくさんのお賽銭が。

 オイオイ、こんな所にも蜂が。風に飛ばされてきちゃったのかなぁ。

 最後の岩場。足が上がらない・・・。

 はいはい。

 ここがいわゆる富士山銀座。登山者が多いとゴール前に渋滞します。今日は平日なのでスースー。もうちょっとなんだけどなぁ。ご来光目的の最初の4回はここらで日の出。

 ファイトオー!ったってねぇ。

 最後の登り。もう一分張り。ここだけ登山競争出場者ぶってここを駆け上がり周囲の人ビックリ!

 頂上目前。最後の鳥居の前で。登頂時刻午後2時。約8時間かかりました。
 ちなみに、28日に行われた登山競争の優勝タイム
 富士吉田市役所スタート: 男性 2時間32分40秒
                  女性 3時間36分52秒
 五合目スタート: 男性 1時間22分22秒
            女性 1時間34分43秒

 木花作や姫に手を合わせ、お守りをゲット。「縁結び」はいろんな意味で。

 20年来の念願の頂上山小屋のラーメン。インスタントなんだけど、メチャメチャ美味い。初めて登った23年前500円で汁半分。今800円で汁並々。

 こちらは豚汁。うめ〜!

 金剛杖を持たない俺は靴に焼印。こんな人初めてだと言われた。こちらは「頂上之印」

 そう言うバイトの兄ちゃんは自分のジーパンの裾に焼印を当てていた。こちらは「頂上三七七六米」

 遅い昼飯を食って、そろそろ下山の支度。

 12時前に着いたらお鉢巡りをしようと思っていたが、3時までには下山を始めないと暗くなっちゃうので、今回も断念。今回もリベンジならず。後ろはかつての富士山測候所。今はドームが外されている。ドームは山を降りて富士吉田にある。

 約1時間の頂上滞在で下山開始。下はガスで何も見えない。俺のいるところだけ晴れ。どうだ!

 登山道と違って山小屋も何もない下山道。違う意味で忍耐が求められる。

 1時間であっという間に8合目の登山道との合流地点。もう頂上はガスで何も見えない。既に膝がゲラゲラ笑って、どうしようもない。

 やっぱり皇太子も来ていたんだ。雅子様が寝た布団はやっぱり一回切で焼却処分したのかなぁ。

 お花畑が始まる。ここまで来るとホッとする。でもここからが長い。

 馬道までやっと下り切った。既に足はガクガク。馬ッフンダー。

 さっきまでガクガクだった足も普通の道になりやたら調子がいい。

 痛い足に鞭打つ最後の石道。

 ゴールが見えて来た!

 午後6時。ゴーーーーーーーーーーーーーール。

 修学旅行で来たという尾道の高校生。なんだかすごく軽装。

 振り返り富士。いい一日だった。
 途中から、抜きつ抜かれつで登頂した、岐阜から来た青年とその彼女。下山は一足早く、駐車場で再開。これも何かのご縁なので・・・と改めてお互いに自己紹介。味噌煮込みうどん屋の御曹司と見た。なかなかのイケメン。素敵な彼女、大事にしろよ!今夜は山中湖の報湖祭。
 さて、お鉢巡りのリベンジはまたお預けとなってしまった。1泊しないとエライかなぁ。